一般社団法人コード・フォー・ジャパンが2020年4月15日、新型コロナウイルス陽性判定者と濃厚接触したことを知らせるアプリを開発中と発表しました。
このアプリでは、利用者が陽性判定者と確認された場合に、濃厚接触者に対してアプリ上で適切な情報や対応のメッセージが届くというもの。5月上旬の提供を目処に現在開発中とのことです。
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アプリ開発の目的
このアプリは、“負担を減らす・時間を短縮する・感染を減らす”という観点から以下の2つの目的があるとのことです。
- 感染者への聞き取り時に「思い出せない」「言いたくない」等の理由で要していた時間を短縮すること
- 気づかないうちに自信が感染していた可能性がある場合に、通知を早期に受け取ることにより他者へのウイルス暴露を防止すること
気になるプライバシー対策は?
また、プライバシー保護策として下記の対策をとるとのことです。
- GPS等、個人の行動を推測できる情報を使用しない
- 本人、および濃厚接触者には、いつ、どこで、誰と、接触したかが通知されない
- 陽性判定者の入力を行政職員に限定
また4月10日(現地時間)に米国で発表された、Apple社とGoogle社の共通規格へも対応予定とのことです。
Source:コード・フォー・ジャパン プレスリリース